カウンター材


3月8日の村議会報告

7時半からの村議会に先立ち、正村民でカウンター材等のご提供を受けるある社長さんのところに材の視察を兼ねてご挨拶に向かいました。

○和○商事社長のSさんは東京の某有名大学のボート部元キャプテン、今もボート協会の会長をされている体育会系の社長さんでした。応接間でひとしきりお話を聞いた後、ご挨拶もそこそこに地下の資材置き場にご案内して頂きました。宝の山がありました。
3.8.1.JPGこの何倍もの量が


3.8.2.JPG石材もごろごろ
○和○商事はいわゆるマンションディベロッパー(ちゃんとした仕事をしている会社ですよ)で、その建築材料、なども豊富にストックしているわけです。
当村の一級建築士テルチャンのご紹介でこのような材を頂ける運びになった訳ですが、さすが体育会系、言うことが大きい。

「お金とかもろうたら材の価値が下がります。金は一切要りません」
「男が持って行けと言った以上、あれはダメ、これはダメなどは言いません、どれでも好きなだけ持って行きなさい」

社長、ホントにありがとうございました。m(_ _)m

さて7時半からは村議会です。
初めての参加者もいるため少し早めに会場の座敷に入りましたが、既に長老酒夢人さんが来られていました。
酒夢人さんと乾杯の練習をしつつ待っていると三々五々村人が集まり、初めての方を含め総勢16名が集合しました。そろったところで本当の乾杯と始めての方の自己紹介です。

今回は大工さんの棟梁をお招きし、どの程度大工さんにやってもらい、どの程度村人の手で出来るのかという話し合い、母屋の基礎資材荷揚げの方法、今後の日程などを話し合いました。

今週の月曜にポンプ屋さんに現地入りしてもらい、ミキサー車での生コンのポンプアップが可能かどうかを見てもらいました。その結果可能ではあるがかなり高額になることが判明。やはり母屋の基礎工事に使用するコンクリートは手練り(と言ってもミキサーは使用します)で行うことにしました。ポンプ車で上げれば材料の荷揚げも不必要になるという大きな利点があったのですが、再び大量の資材の荷揚げの方法を考えなければならなくなりました。

前回はクローラダンプを投入して能率のアップを図りましたが、これでも最後の階段部分は手作業で上げざるを得ず、かなりの労働力を要しました。
で、今回はもう少し作業効率を上げるため、いくつかの方法を考案しました。

1.モノレールを架設する
2.ワイヤーを張ってつり下げて上げる
3.ステージを架設し、ウインチで上げる
4.ベルトコンベアを購入する

1.モノレールは果樹園などの設置する簡易運搬機で後々の運搬や移動にも使用できるため最良の方法ではありますが、この辺で中古品を扱っているところがないのと直線での架設では既製品のレールでいいのですが、土地に合わせて曲線のレールを架設するとなると急激にコストがかさむなどの欠点もあります。

2.ワイヤーを斜めに設置し、ロープで網や荷台をつるし引っ張り上げるという案です。
安価でシンプルな案ではありますが、数百キロの荷重に耐えるだけの支柱の設置が必須です。

一番現実的なのは3案でしょう。
鋼管で要所にステージを組み、コンパネまたは鉄板でスロープを作ります。
その上に車輪の付いた荷台を置き、ウインチで引き上げるという案です。この案の欠点は多少作業が繁雑なこと、仮設のステージになるので後で取り壊さなければならないことなどです。しかし、先ほどの○和○商事には鋼管なども置いてあり、持っていっても良いとの許可も出ましたので、この案も浮上してきました。

以上のような案を考えていたのですが、いずれにしても装置を設置するのに時間がかかるため肝心の母屋の建て方の工期が一ヶ月単位で遅れるのは確実です。また1.3.の方法なら数十万の出費は必要でしょう。
ならいっそ荷揚げは外注してはという案が浮上しました。下の県道沿いに資材を搬入しておき、われわれが行かない平日に人を雇って荷揚げしてもらうという案です。何となく村の趣旨に反するような卑怯っぽい案ではありますが、費用、工期を考えると最も現実的かつ効率の高い方法だと思います。
4.のベルトコンベアも良い方法だと思いますがコスト的には外注と変わらず、どちらとも言えません。

次に今後の工事日程の件ですが、3月12日(日)または19日(日)のどちらかを予定していましたが、12日までに基礎用バラスを県道脇に搬入できれば大量の袋詰め作業(袋詰めにしたものを購入すると高価)と前回までに出来た基礎部分の配筋作業がありますので、行ける日に行くということにしました。
村民は各自行ける日に行って袋詰め作業を行うようにしてください。
とりあえずは12日の作業ですが、第1班は前回撒いた基礎部分のバラスの展圧作業(機械は持ち込みます)配筋、コンクリ枠作りとなります。第2班は地味~ぃに袋詰めです。

梅雨前までには上棟したいと思いますので、4月中旬までには基礎工事を終えたいところです。そこまで出来れば棟梁の出番です。今までの力仕事だけなら何とかなりましたが、「建て方」については村人は全くの素人ですので棟梁の力が必要になります。
3.8.3.JPG棟梁(右から2番目)は「源さん」と呼びたい
今回の会議には材木屋さんも来て頂き、打ち合わせをしました。
殆どの材料は廃材を使用する予定ではありますが、構造材だけは新品を使用することにしました。
棟梁が図面から寸法を取って材木屋さんに材木をあらかじめある程度加工してもらっておきます。それを現地で組み上げるという方式です。棟梁の指導を仰ぎながら村人で出来るところは積極的に行っていきます。


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